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AFACT(国連CEFACTアジア組織) 40th 中間会議に登壇しました。

2022.07.28
AFACT(国連CEFACTアジア組織) 40th 中間会議に登壇しました。

国連CEFACTのアジア組織となる「貿易円滑化と電子ビジネスのためのアジア太平洋協議会 (Asia Council for Trade Facilitation and Electronic Business:AFACT)」の2022年度(40th)ホスト国は日本となります。

国連CEFACT活動 (jastpro.org)

2022年度は7月に中間会議、11月に総会を予定しており、アジアでの意見収集から国連CEFACTへの提案を行います。
7月28日に開催されるAFACT中間会議の午後のセッションでトレードワルツの他、タイ貿易PFのNDTPも参加しました。

現在進めている日タイの貿易PF接続プロジェクトにて、貿易現場で必要な項目の摺合わせをする過程で、現場業務を回す上で「現行の国連CEFACTでは足りないデータ項目」を掴みつつあるため、今後、AFACTの力も借りつつ、足りない項目を国連CEFACTの共通辞書に提案・追記できるとアジア発で世界標準の貿易データ項目を整備していくことができます。

具体例としては”FOB Value”などが挙げられます。

現在、国連CEFACTのガイドラインは、インボイスやパッキングリストなど、文書の種類ごとに記載されていますが、これらの文書間で多くのフィールドが共通であることを考えると、様々な文書の各フィールドに1つの参照を使用することが有用/有用/容易であるかもしれないと考えています(トレードワルツ式の構造化データ思想)。 または、様々な文書で同じフィールドがあることをリンク/識別することも有用と思っています。

具体的に文書の種類ごとの記載による弊害は、”FOB Value”などに表れています。インボイスのフォーマットには “FOB Value “が見当たりませんが、パッキングリストにはあります。 これはインボイスで使用されるのが一般的な項目であり、パッキングリストで案内されているものをインボイスで使用するように、現場で調整している実態があります。

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