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貿易プラットフォーム「TradeWaltz」を運用するトレードワルツが、長岡造形大学「マーケティング論」に参画。

貿易プラットフォーム「TradeWaltz」を運用するトレードワルツが、長岡造形大学「マーケティング論」に参画。

 貿易情報連携プラットフォーム「TradeWaltz®」(注1)を運用する株式会社トレードワルツ(以下:トレードワルツ)は、10年単位で行う貿易DXを完遂するべく、2021年12月から大学生をはじめとした若い世代の方々とデザインコンペや授業の実施といった関わりを始めています。2022年度後半には公立大学法人 長岡造形大学(新潟県、以下 長岡造形大学)の「マーケティング論」において、3回に渡ってデジタルトランスフォーメーション(DX)の授業に参画しました。

■授業概要
トレードワルツは、ミッションとして掲げている「貿易の未来をつくる」を実現するために10年単位の長期スパンでの取組が必要であると考え、DXのデザインコンペや授業の実施を通して10年後や20年後の事業を担う大学生世代との関わりを持っています。そうした取組の一環として2022年度後半、長岡造形大学 水川教授が開講する「マーケティング論」の中でDXをテーマに下記内容で、計3回授業に参画させて頂きました。

授業内容
第1回

「DXとは?」「日本で始まる貿易DX」「疑似クライアントへの提案チーム編成」

第2回

「疑似クライアント(トレードワルツ)インタビュー」「提案クリエイティブ作品制作・改善」

第3回

「疑似クライアント提案」「広告代理店等外部審査員による審査・フィードバック」

授業では、「DXとは何か」という具体的な事例を学ぶだけでなく、デザインを専攻する長岡造形大学の学生の皆様に、「DXを世の中に広げるマーケティングプラン・クリエイティブ作品を考えて、作ってもらう」という形で進めました。そして第3回では、完成した作品をトレードワルツ+広告代理店の審査員にプレゼンテーションしてもらい、評価とフィードバックを行う形で進めました。

■学生からの提案作品(外部審査員評価で高評価だったものを抜粋)

金賞

日本酒の米国輸出を学生の手で

トレードワルツのプロジェクト状況やニーズを丁寧にヒアリングし2023年11月のAPEC米国大会をターゲットに、緻密に提案した部分が評価された。

ソリューションとしても、長岡造形大学が位置する新潟県の名産品「日本酒」を、学生自らがトレードワルツを利用し、米国輸出して事例づくりをし、若い世代に広報する、というアプローチが素晴らしかった。
デザイン面では、ボトルや広告、ブースと一貫した、総合的な提案がなされた。

貿易体験型カードゲーム「貿トレ」

貿易DXやトレードワルツの概念は若い世代には難しく見える、という背景から貿易と貿易DXを体験できるカードゲームを開発してしまった、という驚きの案。

大学生だけでなく、小学校・中学校・高校なども含め、幅広い年代に「楽しさ」と共に貿易DXの概念を伝えられるという点が評価された。

「トレードワルツで輸入した食材のサンドウィッチ」キッチンカー

「貿易DXって、一般消費者にとって結局何が良いのか?」を突き詰めた中で、「スムーズに手続きがなされリードタイムが短くなり、より新鮮な食材が日本に届くことだろう」と考え、それを広めるための手段をエッジの利く手法で選んだことを評価。

具体的にはTradeWaltzを使って輸入した食材を使ったサンドイッチを、キッチンカー方式で大学内、駅前などで販売し、店頭でTradeWaltzの利用メリットなどを広報するといった形であり、大学生自体が楽しんで参加できる点がポイント。パッケージに地元の小国和紙を利用。

源氏物語で4コマ漫画「TradeWaltz」

貿易DXによるメリットを3ポイントにまとめ、それを分かりやすく若い世代に伝えるというアプローチはとてもシンプル。

しかし、その方法が源氏物語を使った4コマ漫画という手法が抜群に斬新であり、TwitterInstagramを通じてバズらせることができれば、大きく世の中に浸透できると評価。

銀賞

10秒CM「TradeWaltz」

トレードワルツという名前を世の中に広めるという観点で様々なバリエーションでの10秒CMを作られた点が、学生らしい自由さにあふれたアプローチで新鮮だった。

15秒CM「最後の晩餐」

トレードワルツの利用メリットを15秒の動画を通じて、伝えつつ、飽きさせない配慮が素晴らしいと感じた。加えて、動画自体を短期間で作成したことも評価された。

名画のシーンをインスピレーションとして活用したことで、引き込まれるものがあった。

Instagramの設置

トレードワルツの背景となる貿易の課題や、利用メリットなどを記事化して配信するInstagramを提案しただけではなく、短期間で実際につくったことが評価された。

1枚の画像で、若い世代にも届くようにしっかりと徹底して作られている点が印象的だった。

■本授業の実施結果について 
 今回初めて、完全オンライン形式で学生提案型の授業を行いましたが、学生からの提案の質は高く、トレードワルツとして、実際にマーケティングプランとして採用したいものが複数ありました。

【関係者のコメント】
長岡造形大学 視覚デザイン学科 教授  水川 毅
「貿易のDXという難しいテーマではありましたが、トレードワルツさまからの分かり易い講義、解説があったため、学生達は思った以上に理解し、企画できたようです。また難易度の高いテーマに対して個人ではなくチームで知恵を絞って1つの案にまとめ上げる大変は、非常に貴重であり有意義でした。実際に3回の中で学生達の成長を見ることができました。」

トレードワルツ 取締役CMO  染谷 悟
「日頃、貿易DXの概念やトレードワルツを世の中へ広めていければ良いか、議論し、実行しておりますが、今回 大学生の新鮮な提案を受けて、新しい表現方法に挑戦したくなりました。また、弊社なりに貿易DXは難しいものだと考えておりましたが、しっかりとお話し、質疑応答すれば、大学生にも概念を理解頂けるものと分かったことは大きな収穫です。今後も世代を超えて、貿易DXを成し遂げるべく、取組を続けていけたらと思います。」


■トレードワルツについて
商号  : 株式会社トレードワルツ

代表者 : 代表取締役社長 小島 裕久
所在地 : 〒100-6036 東京都千代田区霞が関三丁目2番5号 霞が関ビルディング36階 WORKSTYLING
設立  : 2020年(令和2年)4月

事業内容: ブロックチェーンを活用した貿易情報連携プラットフォーム「TradeWaltz(注1)」のSaaS(注2)提供
人員数 : フルタイム 56名
URL  : https://www.tradewaltz.com
株主一覧:株式会社NTTデータ /豊田通商株式会社 /東京大学協創プラットフォーム開発株式会社 / 
     三菱商事株式会社 /株式会社TW Link /東京海上日動火災保険株式会社 /豊島株式会社 /
     株式会社上組 /株式会社フジトランス コーポレーション /
     三井倉庫ホールディングス株式会社 /株式会社日新 /株式会社三菱UFJ銀行 /
     丸紅株式会社 /三菱倉庫株式会社 /損害保険ジャパン株式会社

(注1) 「TradeWaltz®︎」は日本国内における株式会社トレードワルツの登録商標です。
   その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。
(注2)  Software as a Serviceの略で、ユーザーがインターネット経由で必要なソフトウェア機能を利用する仕組み 

本件に関するお問い合わせ先
株式会社トレードワルツ 担当:染谷、齋藤、中尾、上野

Email:info@tradewaltz.com

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