2025年6月26日、ABACおよびASEAN-BACが主催する「第8回 Digital Trade Connect Network（DTCN）」がオンラインで開催され、トレードワルツも登壇しました。DTCNは、アジア太平洋地域の貿易デジタル化に関する知見を共有し、各国間の連携を強化することを目的とした国際的なネットワークです。

トレードワルツからは、提供するプラットフォームである「TradeWaltz」の概要、現在の活動、今後の展望について話をしました。特に、ASEAN地域における貿易の電子化の推進に注力している点について言及し、昨年度はインドネシアのHAKOVO社との間で、トレードワルツで初となる商用ベースでの海外プラットフォームとの連携事業について紹介しました。この取り組みは、日インドネシア間の貿易手続きの効率化に大きく貢献する事例であり、今後他のASEAN地域にも拡大していきたいと考えています。

現在、トレードワルツは、ASEAN複数国の貿易プラットフォームとの連携に向けた対話を継続しており、今後数年間で各国との連携を加速させることで、日ASEAN間における包括的な貿易デジタル化の実現を目指していきたいと考えています。

本イベントには、日本からトレードワルツが登壇したほか、シンガポールのSGTraDex、DCSA（Digital Container Shipping Association）、マレーシアのASEAN-BACも登壇し、それぞれの最新動向や戦略的展望が共有され、貿易デジタル化に向けた地域全体での機運の高まりが感じられる有意義な場となりました。

■当日の様子