2025年3月25日から27日までの3日間、国際通関業者連盟（IFCBA）の世界会議が京都で開催され、世界各国から通関業界関係者や行政機関、国際機関、民間企業の専門家などが参加しました。

本会議では、シャンカー・シンデIFCBA会長、岡藤正策・日本通関業連合会会長、高村泰夫・財務省関税局長による開会挨拶に続き、前WCO事務総局長・御厨邦雄氏による特別講演が行われ、国際貿易を取り巻く環境の変化や今後の展望について、各地域別に詳しく説明いただきました。

会期中は、以下のような多様なトピックについて専門家による講演が行われた他、国内外の参加者との間で活発なネットワーキングが行われました。

・ジェンダー平等と多様性
・経済連携協定（EPA）における課題と展望
・AEO（認定事業者制度）の状況
・デジタル化とデータ活用による貿易効率化
・AI時代における通関業者の役割の変化

27日には、弊社代表取締役社長の佐藤が登壇し、日本を取り巻く貿易環境について言及したうえで、データ連携や貿易プラットフォームの必要性の紹介をしました。トレードワルツは通関を行う業者ではない事をご説明差し上げた上で、弊社が取り組んでいる通関業者が簡易に通関業務を遂行するソリューションの紹介しました。

今後も貿易に関わる全てのステークホルダーの皆様と一緒に、貿易電子化に向けて尽力してまいります。

 ■当日の様子