「第6回日伯科学技術協力合同委員会」にトレードワルツが登壇いたしました。
株式会社トレードワルツ(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐藤 高廣、以下「トレードワルツ」)は、2025年10月21日、日本にて開催された「第6回日伯科学技術協力合同委員会」に参加し、日伯間における貿易サプライチェーンのデジタル化に関する取り組みを紹介いたしました。
本会合は、日本とブラジル両国の関係省庁および研究機関が一堂に会し、科学技術分野における協力関係の強化と新たな連携可能性について議論する場として開催されたものです。今回は初めて民間セクターも参加し、デジタル技術を活用した協力の拡大が大きなテーマとなりました。
「電子化とAI」を主要テーマとして取り上げたセッション2においては、三菱総合研究所より、トレードワルツと共同で実施している経済産業省の、「中南米地域(ブラジル、ペルー)貿易デジタル化に向けたマスタープラン策定等調査事業」の概要説明がありました。続いて、トレードワルツからは、貿易書類を電子化・一元管理するプラットフォーム「TradeWaltz®︎」の概要に加え、日伯間の貿易電子化に関する2件のユースケースを紹介いたしました。
そのうちの一つである、ブラジルで取れた穀物・油糧種子の貿易手続きを電子化するソリューション「TradeWaltz for Grain Importers」(輸入穀物取引)は、従来アナログで行われていた貿易手続きを電子化することで、情報共有の迅速化と透明性の向上実現に寄与するプロジェクトとして、参加者から関心を寄せる声も聴かれました。
また本会合内ではネットワーキングセッションも実施され、日伯両国の政府・企業・研究機関が連携し、デジタル技術を活用した持続可能な貿易・経済協力の可能性を共有する有意義な機会となりました。